車のドアの開閉時に触れるドアノブ付近には、下記の写真のように無数の傷がついていることがあります。
何かこすってしまったかな?と振り返っても、思い当たる節が無い方も多いのではないでしょうか。
実はこれ、ドアの開閉時に自身の爪が当たって付いた傷が大半です。
初めの頃は気付かないものの、日が経つにつれて徐々に傷が蓄積していき、気が付けば無数の細かな傷だらけという状態になっていることも。
でも安心してください。
この程度の傷であれば自身で簡単に解消することが可能です。
判断の目安としては、水でその箇所を濡らすと傷が見えなくなるかどうか。
水で濡らした時に見えなくなるような傷であれば、コンパウンドを使用することで除去することができます。
ちなみに、市販のコンパウンドには「液体タイプ」と「ペーストタイプ」があります。
ドアノブの内側(窪んでいる箇所)は狭いため、作業性を考えるとウエスやタオルに取って使用できるペーストタイプが向いています。
一方で、もう少し広い面積に使用する場合や、平らな箇所に使用する場合には液体タイプがお勧めです。均一の力でコンパウンド掛けが可能な、コンパウンド専用のスポンジを使用しましょう。
下記の商品のように、小さなスポンジが一緒に同梱されているものも販売されています。
実際にコンパウンドを使用してその箇所を磨いてみると、驚くほど簡単にその傷が消えるということを体験できます。
今回はドアノブに焦点を当てて紹介しましたが、「水を掛けたら消える傷は自分で直せる」というこを覚えておけば、ボディの他の箇所に見つけた傷であっても、自分で対処することが可能になります。
逆に、水を掛けても消えない傷はもう少し踏み込んだ対処が必要なケースですので、また別の記事でご紹介します。