「車をぶつけた」という表現よりは、ほんのちょっとだけ擦ってしまった、という程度のアクシデントなら経験したことのある人は多いのではないでしょうか。
そして、それに伴って発生するのが擦り傷や、部分的な塗装の剥がれ。
そんな症状の中でも、今回は「塗装の剥がれ」が起きた際についての対処法を紹介します。
特に擦ることが多いバンパーの塗装剥がれ
そもそもバンパーとは、車が何かに衝突した際に衝撃をやわらげる役目を果たす緩衝装置です。
素材はポリプロピレンが主流で、素材自体が持つ弾力性や衝撃を吸収しやすい構造になっています。
そんなバンパーを少し擦ってしまった時に発生するのが、このような症状。
大した傷こそ付いていないものの、塗装が剥がれたようになってしまっています。
塗装が剥がれたように見えても、実は…
バンパーを擦ってしまい、塗料が剥がれたので修理をしないと…と考えられることでしょう。
でも、実はこの程度であれば簡単に直すことが出来ます。
何故かと言うと、塗装が剥がれたように見えて、実は擦った対象物の塗料や汚れが付いているだけの場合があるからです。
そんな時に活躍するのがコンパウンド。
塗装の剥がれではなく汚れの付着であれば、コパウンドを使ってその箇所を磨いてやることで、簡単に落とすことが可能です。
修理を考える前に
このように、バンパーを擦って塗料が剥がれたと思い、「塗装をしないと」、「修理に出さないと」と考えるのは早計です。
まずは一度コンパウンドで磨いてみる、これを試してみましょう。
費用も1,000円程度で済みます。
キメの細かさの異なるものが数種類入ったコンパウンドセット等も売られているため、一つ持っておけば何かと活躍しますよ。